Zeiss Ikon Contax
1932年から製造されたZeiss IkonのContaxは、LeitzのLeicaに対する同社の挑戦者として設計されました。
Leicaの成功が拡大していることを認識していたZeiss Ikonは、同じパーフォレーション付き35mmフィルムを使い、あらゆる点で上回るよう設計した競合機を製造することを決めました。Contaxという名称は、Zeissの従業員による投票を経て選ばれました。
Contaxはどのような基準から見ても驚くべきカメラであり、写真史に独自の道を切り拓きました。Leicaと同じように、Contaxも幾世代にもわたる類似機や影響を受けたカメラを生み出し、戦後にソ連がドレスデンのZeiss Ikonの生産工場を接収すると、広く普及したKievのレンジファインダー機が誕生しました。最初のKievは実際に、Contax IIの製造に使われた機械でそのまま生産されたものです。
ContaxはLeicaのコピーなどではなく、さまざまな面で革新をもたらし、きわめて難度の高い技術的解決に挑みました。その代表が、巻き上げ式のガレージシャッターのように、黒染めした真鍮の細板を連ねた独特の縦走り金属シャッターです(Leicaの横走りゴム引き布幕シャッターとは対照的です)。幕の走行距離が短くて済むため、Contaxは最高1/1000秒、のちに1/1250秒のシャッター速度を実現できました。
そのほかの大きな革新として、内蔵式の距離計と、Zeissが「Universalkamera(万能カメラ)」を打ち出したことが挙げられます。これは、近接撮影用、広角、ミラーハウジング用、長焦点など、特定の状況に応じたあらゆるレンズをそろえた、初のカメラシステムでした。
Contaxシリーズに、写真家や収集家のあいだで熱烈な支持者がいるのも不思議ではありません。1961年にこのカメラが同社のカタログから姿を消し、一眼レフのContarexに置き換えられたとき、販売店が受けた衝撃を伝える資料も残っています。Contarexもそれ自体すばらしいカメラでしたが、はるかに高価で、扱いも難しいものでした。
ギャラリー
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- 開館時間月曜〜土曜:10:00〜17:30
- 所在地Studio Harcourt(スタジオ・アルクール), 6 Rue de Lota, 75116 Paris
- 臨時休館日2026年10月15日木曜日2026年10月21日水曜日2026年10月28日水曜日2026年10月29日木曜日2026年10月30日金曜日2026年10月31日土曜日










