Zeiss Ikon Contax II
Contax IIは、1930年代にLeicaの優位に挑もうとしたZeiss Ikonの総力を挙げた取り組みのなかで、要となる存在でした。
1936年から製造されたContax IIは、その革新性によって、Leica IIIの10年先を行っていたとされています。その中核をなすのが、距離計とビューファインダーの一体化で、カメラの上部全体を占めるひとつのプリズムのなかに巧みに収められています。この画期的な設計では、可動部品がないために狂いが生じるおそれがなく、きわめて精密で、使いやすく、堅牢なシステムとなりました。さらに、シャッター機構にも新しい手法が採り入れられ、ひとつの走行機構で先幕と後幕の両方を動かします。この際立った利点により、Contaxのシャッターは、最高1/1250秒という前例のない速度を、申し分のない信頼性で実現しました。
Contax IIは、ドイツの工学の頂点を示す証であり、注目すべき作品です。残念ながら、第二次世界大戦の終結時、ドレスデンが破壊され、設備の多くがソ連の手に渡ったことで生産は中止され、Zeissはシュトゥットガルトで一から再出発することになりました。
ギャラリー
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ご来館の前に
入館無料・どなたでもご覧いただけます
- 開館時間月曜〜土曜:10:00〜17:30
- 所在地Studio Harcourt(スタジオ・アルクール), 6 Rue de Lota, 75116 Paris
- 臨時休館日2026年10月15日木曜日2026年10月21日水曜日2026年10月28日水曜日2026年10月29日木曜日2026年10月30日金曜日2026年10月31日土曜日












