Contarexは驚くべきカメラです。
1960年にZeiss Ikonが発売したもので、おそらく、これまでで最も見分けやすいカメラのひとつです。
レンズの上にある特大の受光部から、Bullseye(あるいはCyclops)の通称で広く知られています。そのデザインを「過剰で、角張っていて、バロック的」と評する向きもあり、きわめて独特なデザインの品となっています。
Contarexは多くの点で技術的な傑作です。
Bullseyeそのものはセレン光電池で、主レンズの絞りと連動する、きわめて複雑な小型の絞りを備えています。フィルムカウンターを内蔵した交換式のバックも用意されており、フィルムを保護するために、薄い鋼板をカメラの下から差し込む必要がありました。
重さ1kg近いカメラボディは実に複雑で、約1,100点の部品からなります。内部に手を入れるために上部カバーを外すだけでも43点の部品を分解しなければならず、修理には必然的に専門家が必要となります。
Contarexは高価な高級カメラであり、プロの写真家に向けたZeiss Ikonの決定版となることを意図していました。しかし残念ながら、その複雑さ、価格、そしてより現実的な競合機の存在によって商業的には失敗に終わり、Zeiss Ikonの崩壊の一因となりました。1960年から1967年までに販売されたContarexは32,000台でした(たとえばLeica M3は225,000台が販売されています)。
特別に改造されたContarexが、1965年6月3日、ジェミニ4号の飛行中に行われたNASA初の船外活動で、宇宙飛行士エド・ホワイトによって使用されました。
今日、Contarexは、世界で最も由緒あるカメラメーカーのひとつの頂点と凋落を同時に象徴する、すばらしいコレクターズアイテムとなっています。
ギャラリー
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ご来館の前に
入館無料・どなたでもご覧いただけます
- 開館時間月曜〜土曜:10:00〜17:30
- 所在地Studio Harcourt(スタジオ・アルクール), 6 Rue de Lota, 75116 Paris
- 臨時休館日2026年10月15日木曜日2026年10月21日水曜日2026年10月28日水曜日2026年10月29日木曜日2026年10月30日金曜日2026年10月31日土曜日










