Ducaは、南チロルのブリクセンに本社を置くイタリア企業Durstが製造した2番目のカメラです。
1946年9月の第24回ミラノ見本市で初めて発表され、1952年まで製造されました。Ducaはごく基本的ながら堅実なカメラで、Durstの技術者たちが独自の縦型できわめてコンパクトな設計に取り組んでいなければ、注目されることもなかったでしょう。
8mm映画用カメラのような外観をしていますが、Ducaは35mmフィルムに12枚を撮影するフルサイズのスチルカメラです。フィルム(側面のパネルからAgfa Karatカセットで装填します)を中央に配置したことで、手やポケットにぴったり収まる魅力的な卵形のフォルムが実現し、上部には内蔵ファインダーを収める余地も生まれました。Ducaには角張った部分がなく、手に取って操作したくなる「親しみやすい」カメラとなっています。もうひとつ興味深い設計上の工夫は、巻き上げレバーそのものに簡潔かつ効率的に配置されたフィルムカウンターです。
Ducaには、黒、赤、白、青、茶の、美しくきわめて珍しい縮み塗装が施され、カメラに合わせた5色の革製ケースが用意されていました。その結果、洗練された魅力的なコレクターズアイテムとなっています。
Comet IIIと同様に、Ducaは、優れたイタリアンデザインが、ほかの点ではごく簡素なカメラをいかに引き立てるかを示す好例です。Ducaの縦型の構成が、Comet IIIを設計する際のBenciniに実際に影響を与えた可能性は十分にあります。
ギャラリー
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ご来館の前に
入館無料・どなたでもご覧いただけます
- 開館時間月曜〜土曜:10:00〜17:30
- 所在地Studio Harcourt(スタジオ・アルクール), 6 Rue de Lota, 75116 Paris
- 臨時休館日2026年10月15日木曜日2026年10月21日水曜日2026年10月28日水曜日2026年10月29日木曜日2026年10月30日金曜日2026年10月31日土曜日










