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No.62/99

Panon Widelux F6

パノラマの先駆け

日本 · 1964

Widelux F6は、完全機械式のレンズ回転式パノラマカメラです。1958年に日本のパノンカメラ商工によって最初に開発され、生産は2000年に終了しました。

Wideluxは独自の方式により、標準的な35mm判または中判に、ほぼ130度のパノラマ写真を撮影します。35mm判では24×58mmの画面となります。

このカメラにはシャッターの代わりにスリットがあり、レンズが水平の弧を描いてゆっくりと回転するあいだに、フィルムを露光していきます。この回転により、従来のカメラでは得られない独特のゆがみの効果が生まれます。同じ方式は、今日ではスマートフォンでもおなじみです。

その仕上がりは実に独特で、数十年にわたって写真家たちの創造力の遊び場となってきました。俳優で写真家のジェフ・ブリッジスは、1984年にこのカメラで映画の撮影現場を撮り始め、2003年にパノラマ写真集を出版しています。スタンリー・キューブリックがWideluxで撮影した写真は、妻クリスティアーヌによる書籍『A Life in Pictures』に収められています。WideluxはNASAの一部のミッションでも使用されました。

製造番号から推定すると、35mm判の総生産数は約20,000台にとどまり、F6型は1,500台に満たないとみられます。

展示機の入れ替えについて

Widelux F6を展示する以前、当館でははるかに後年の型である1988年のWidelux F8を展示していました。外観は独特でしたが、機能はほぼ同じです。

ご来館の前に

入館無料・どなたでもご覧いただけます

  • 開館時間月曜〜土曜:10:00〜17:30
  • 所在地Studio Harcourt(スタジオ・アルクール), 6 Rue de Lota, 75116 Paris
  • 臨時休館日
    2026年10月15日木曜日
    2026年10月21日水曜日
    2026年10月28日水曜日
    2026年10月29日木曜日
    2026年10月30日金曜日
    2026年10月31日土曜日
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